高校ハンドボール都大会で佼成学園女子高が優勝 関東選抜大会へ

佼成学園女子高校ハンドボール部が「平成29年度東京都高等学校ハンドボール秋季大会兼全国高等学校ハンドボール選抜大会都予選」で優勝し、関東選抜大会への出場を決めた。

10月8日から始まった都大会には、57校が参加。シード校としてトーナメントの4回戦から登場した同校は、順当に勝ち進み、上位4校総当たりの決勝リーグに駒を進めた。

決勝リーグでは、都立東大和高校、白梅学園高校を下し、11月23日、東京・小金井市の中央大学附属高校の体育館で行われた最終戦で、明星高校と対戦。序盤は順調に得点を重ね、一時は5点差まで引き離し、前半を10対6で終了。後半は、明星の攻勢に苦戦し、中盤に1点差まで追い込まれたが、そこから巻き返し、24対20で逃げ切った。決勝リーグを全勝し、優勝を飾った。

今回の成績を受け、同校は、来年2月2日から4日まで栃木県で行われる「第32回関東高等学校ハンドボール選抜大会」に出場する。

最終戦後、新キャプテンの村井智美選手は、「途中ミスが続き、なかなか自分たちのペースに持っていけませんでしたが、優勝できてうれしい。関東選抜も勝ち進めるよう練習を重ねたい」と力を込めた。石川浩和監督は、「関東選抜に向け、結束力を高めたい」と話した。

表彰式では、「平成29年度東京都高等学校体育連盟優秀選手」に、同校の阿部美幸、佐藤優花、川村夏希、橋口和佳奈、須田希世子、紅林詩乃の6選手が選ばれた。「平成29年度東京高等学校体育連盟ハンドボール専門部ベスト7」には、田村瑠莉、金城ありさ、井上七海、小坂聖、植松花乃、瀧川璃紗、村井智美の7選手が選出された。

この後、同校によるインターハイの優勝報告会が行われた。