本会ウェブサイト「習学ガイド」内に「こころのとまり木」がオープン　悩みを抱える人の居場所に

サイトでは豊富な経験と広い視野を持つ相談員が悩みに応じる

長期化するコロナ禍の影響で、人とのつながりが絶たれ、孤独にさいなまれる人は少なくありません。

「誰かに聞いてほしい」「ただただつぶやきたい」「自分のことを全く知らない人に話したい」――。さまざまな悩みを抱えながら生きている人たちに、一瞬だけでも、誰かがそばにいる安心感を抱いてもらいたい。そんな願いから、このほど立正佼成会ウェブサイト「習学ガイド」内に、相談窓口として「こころのとまり木」サイトがオープンしました。本会の信仰を基に長年、人々の悩み苦しみに耳を傾けてきたカウンセラーが相談に応じます。布教や勧誘が目的ではありません。どなたでも、匿名・無料でご相談頂けます。

中村記子習学部部長メッセージ

誰もが孤独に陥る可能性のある現代で、私たちは家庭、学校、職場、地域社会で自分の居場所を探し、さまざまな悩みを抱えながら生活しています。寂しさや不安、つらい気持ちから「生きていてもしょうがない」などと考えてしまうこともあるでしょう。そんな時、誰かがじっと話を聞いてくれるだけで、少しでも心が安らぐのではないでしょうか。

特に今、母親を含めた若い女性の自死が増えていると聞きます。鳥が疲れた羽を休める枝のように、このサイトに立ち寄って頂き、心の“ＳＯＳ”を発信してほしいと思います。共に解決の糸口を探りながら、誰かがそばにいるという「安心感」をお届けしたいと願っています。