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発祥の地・修養道場で 写経会
猛暑の7月26日、発祥の地・修養道場(東京都杉並区)は静寂に包まれた。常とは違い、集うのは地域住民ら約20人。黙々と筆を運び取り組んでいるのは写経だ。書家で「毎日書道展」審査会員の舘入越堂・芳澍女学院情報国際専門学校非常勤講師の「写経は字の仏をつくる行です」という説明に続き、「般若心経」「宝塔偈」「如来神力品」「延命十句観音経」から一つを選び、一字一字に心を込めて、丁寧に揮毫(きごう)していく。参加した男性は、「筆ペンと違い、毛筆は難しいですね。でも、勉強になりました」と語った。
フレンドシップタワー 50周年式典を開催 「加害」を知り、傷ついた先に見た平和(動画あり)
7641もの美しい島々が連なる群島国家・フィリピン。その中の一つ、ルソン島の南西部に位置し、マニラ湾と南シナ海に挟まれた半島がある。バターン半島だ。ここは第二次世界大戦中、旧日本軍が捕虜を収容所まで歩かせた「死の行進」が行われた場所である。戦争の傷痕が深い地に、日比友好のシンボルであるフレンドシップタワーが建立され、今年で半世紀となる。4月5日~10日、庭野光祥次代会長を名誉団長とした「フレンドシップタワー50周年特使団」(一行48人)がフィリピンを訪れ、平和への祈りを捧げる旅に出た。
一食50周年 9月は「啓発月間」
「一食を捧げる運動」(一食運動)の50周年を記念するとともに、運動のさらなる推進を目指して、啓発月間が9月1日からスタートした。同運動の概要や理念、周年を記念した取り組み内容と共に、立正佼成会の庭野日鑛会長からのメッセージを紹介する。