唯仏与仏(67) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

私たちの心は、目の前のできごとによって常に一喜一憂します。出会う相手という「縁」によって、素直に「仏心」を出せることもあれば、地獄のような心になってしまうこともあります。

そうした自分を見つめながら、だれにでも真心で接していくと、相手も「ありがたい」と感謝の気持ちで受けとめてくれるのです。それが、「仏性と仏性のふれあい」のなかで「法」がいきいきと生きている証(あか)しなのです。

(『庭野日敬平成法話集2 我汝を軽しめず』の一節を抜粋して掲載します。今回は同書126ページから)

※『庭野日敬平成法話選集2 我汝を軽しめず』について
佼成出版社ウェブサイト https://www.kosei-shuppan.co.jp/book/b511184.html