唯仏与仏(12) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

いまの人たちは、自己本位で自分の利益しか考えないといわれますが、それは世のため、人のために働く喜びを味わったことがないためでしょう。困っている人の手助けをしたり、悩んでいる人の相談にのってあげたりして、相手に感謝されたときの喜びというのは、ほんとうにうれしいものです。そういう意味では、人さまに喜んでもらえることを実践していくことが、自分が幸せになる早道であるといえるでしょう。

(『庭野日敬平成法話集1 菩提の萌を発さしむ』の一節を抜粋して掲載します。今回は同書58ページから)

※『庭野日敬平成法話集1 菩提の萌を発さしむ』について
佼成出版社ウェブサイト https://www.kosei-shuppan.co.jp/book/b358914.html