唯仏与仏(4) 立正佼成会 庭野日敬開祖法話

日常生活のなかで、仏になるための修行の第一は、朝な夕なに法華経を読誦(どくじゅ)することです。この読経供養で仏さまの説法を心に刻みつけると、自然に仏さまを恋慕渇仰(れんぼかつごう)する心が湧いてくるのです。

そして、ふれあう人たちに対して、仏さまのように慈悲の心で接していきたいという願いも湧いてきます。そういう菩薩行(ぼさつぎょう)の積み重ねが、仏になる道のりなのです。

(『庭野日敬平成法話集1 菩提の萌を発さしむ』の一節を抜粋して掲載します。今回は同書27ページから)

※『庭野日敬平成法話集1 菩提の萌を発さしむ』について
佼成出版社ウェブサイト https://www.kosei-shuppan.co.jp/book/b358914.html