「庭野平和賞奨励賞」第2回受賞者が決定 市民に身近で具体的な課題に取り組む2氏に
公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)はこのほど、「庭野平和賞奨励賞」の第2回受賞者をウェブサイトで発表した。受賞したのは、ミャンマーの環境平和活動家であるミンゾー氏と、一般社団法人在日ベトナム仏教信者会のティック・タム・チー会長(ベトナム寺院・大恩寺住職)。両氏には、正賞の賞状と副賞の賞金200万円が贈られた。
教皇がメッセージ――ノルマンディー上陸作戦80年、ローマ解放80周年の記念に際して(海外通信・バチカン支局)
日本では、来年の8月に原爆投下と第二次世界大戦の終戦80周年記念日が巡ってくる。欧州では6月6日、欧州戦線の終焉(しゅうえん)を決定的にした連合軍によるフランスでの「ノルマンディー上陸作戦」から80年の記念式典が執り行われ、欧米の首脳が参加した。
柏教会「第50回大聖堂団参」 『輝かしい未来にむかって飛躍!!』
「今、仲間とここに集えていることがとても幸せ」――。立正佼成会大聖堂(東京・杉並区)に参集した約1500人の会員が、笑顔とともに喜びの声を弾ませた。
戦禍を生きる子どもたちにぬくもりを 東京教区「ゆめポッケ」でウクライナ支援
立正佼成会東京教区の「2024年親子で取り組むゆめポッケ」発送式が5月26日、第二団参会館(東京・杉並区)を会場に、オンラインを併用して行われた。同教区の少年部員など84人が参加。在日ウクライナ大使館のセルギー・コルスンスキー特命全権大使、インナ・イリナ三等書記官が出席した。
内藤麻里子の文芸観察(57)
赤神諒さんの『佐渡絢爛(さどけんらん)』(徳間書店)は、佐渡金銀山を舞台にした時代ミステリーだ。相次ぐ怪事件の謎と、衰退する鉱山の立て直しという二本柱に、秘剣、恋模様、秘めた志、この地で盛んな能や名物の麩(ふ)など、さまざまな要素をこれでもかと詰め込み、登場人物たちもケレン味たっぷり。思い切り楽しませてくれる。