第41回庭野平和賞 米国「平和と正義のためのサラーム研究所」創立者のモハメド・アブニマー博士に

「第41回庭野平和賞」の受賞者が、米国「平和と正義のためのサラーム研究所」創立者でアメリカン大学国際学部教授のモハメド・アブニマー博士(61)に決まった。公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)が2月27日、京都市内のホテルで記者会見を開き、席上、庭野理事長が発表した。

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3月5日は国連の「軍縮・不拡散に関する国際デー」――恐怖ではなく信頼を訴える教皇(海外通信・バチカン支局)

3月5日は、「核拡散防止条約」(NPT)が発効された(1970年)記念日にあたり、昨年の国連総会で「軍縮・不拡散に関する国際デー」に定められた日でもある。

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佼成病院 事業譲渡にあたって

昭和27年8月10日に開設され、70年以上にわたり会員や地域住民の健康を支えてきた「立正佼成会附属佼成病院」(東京・杉並区)が、今年4月より「杏林大学医学部付属杉並病院」として新たなスタートを切る。本会から学校法人杏林学園への事業譲渡にあたり、佼成病院としての沿革を振り返るとともに、本会の熊野隆規理事長と、同病院の市村正一院長の談話を紹介する。

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食から見た現代(3) 「おかわり」と言えない高校生〈前編〉 文・石井光太(作家)

埼玉県にある創設58年を迎えた定時制高校の給食は、あたりが暗くなった午後6時5分からはじまる。1時間目(午後5時20分~)と2時間目(午後6時35分~)の間の30分の中休みが給食の時間だ。

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