大聖堂で「御親教」式典 「元氣」に探究し創造を

年頭にあたり、会員一人ひとりが法縁に触れた喜びをかみしめ、仏道精進の決意を新たにする立正佼成会の「御親教」式典が1月7日、大聖堂(東京・杉並区)で行われた。庭野日鑛会長は「御親教」の中で、『素心(そしん)』『元氣(げんき)』の二幅の書き初めを披露。今年揮毫(きごう)した『元氣』について、探究への意欲を常に持ち続け、前向きに生き生きと平和な世界を創造していく大切さを示した。

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大聖堂で令和5年次「元旦参り」 庭野会長が年頭誓願文を奏上

新たな年を迎えた1月1日朝、立正佼成会の令和5年次「元旦参り」が大聖堂(東京・杉並区)で開催された。式典の様子はインターネットの動画共有サイトを通じてライブ配信(会員限定)され、会員たちは各家庭で読経供養に臨んだ。

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庭野会長が大宮八幡宮に参拝 鎌田宮司とあいさつ

庭野日鑛会長は1月1日午前、東京・杉並区の大宮八幡宮(鎌田紀彦宮司)に参拝した。國富敬二理事長、千葉和男杉並教会長(東京教区長)、庭野皓司氏が同行した。同宮は立正佼成会本部周辺の氏神にあたる。

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核兵器の保有は非倫理――教皇が各国大使にアピール(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは1月9日、バチカンに駐在する各国の外交団に対して年頭のあいさつを行い、『分断と戦争の強まる世界における平和の希求』をテーマにスピーチした。バチカン市国は現在、世界183カ国と外交関係を結んでいる。

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内藤麻里子の文芸観察(40)

新しい年の初回に紹介するのは、冲方丁(うぶかた・とう)さんの『骨灰(こっぱい)』(角川書店)である。ホラー小説なので、新年早々に何をと思われる方もあろうが、私たちが畏れるべきなにものか、触れてはならない存在を鮮烈に描き出している。人間の分をもって暮らすという慎みについて、思わず考えをめぐらせてしまった。

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