一食平和基金 JENによる事業報告会を開催

紛争や自然災害が多発し、人道支援のニーズが世界的に高まる中、立正佼成会一食(いちじき)平和基金は昨年(2024年)、「緊急救援・復興支援」の分野において、認定NPO法人ジェン(JEN)と合同で行う「人道救援・復興支援事業」に2000万円を拠出した。これを受け、7月24日、JENの木山啓子事務局長、同グローバル事業部の松浦晃子マネジャーらが本会を訪れ、事業報告会が開かれた。本会から熊野隆規理事長、齊藤佳佑教務部長、JENの副代表理事を務める齋藤高市大田教会長らが出席した。

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「ガザに地獄の扉が開く」とイスラエルの閣僚(海外通信・バチカン支局)

イスラエルのカッツ国防相は8月20日、パレスチナ自治区ガザ地区の最大都市であるガザ市を制圧する同国軍の計画を承認し、そのために6万人の予備兵の招集を許可した。同市の近郊では連日、侵攻してくるイスラエル軍による空爆や砲撃が繰り返されており、飢餓をしのぐために食糧を求めて人々が列を作り、絶望的な状況の中で、高齢者、子どもたちを含めた一般市民が死亡している。

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学林四科合同のつどい ユダヤ教との対話

世界の宗教指導者との対話を通して、学林の使命である「実践的仏教」「宗教協力」への認識を深めることを目的に、6月22日、「学林四科合同のつどい」がオンラインで開催された。今年のテーマは『世界宗教―ユダヤ教との対話』。正統派ユダヤ教徒としてラテンアメリカ全土の宗教対話・協力をリードし、紛争や環境問題などの課題解決に取り組むエリアス・シュチトニスキ師が講義に立った。

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天台座主藤光賢大僧正傳燈相承祝賀会 庭野会長が出席(動画あり)

天台宗の藤光賢師(93)の座主就任を披露する「傳燈相承式」が6月10日、比叡山延暦寺(滋賀県大津市)の根本中堂で行われ、同日午後、京都市内のホテルで「傳燈相承祝賀会」が催された。祝賀会には同宗関係者はじめ宗教界、政財界などから合わせて約600人が参集。立正佼成会から庭野日鑛会長、熊野隆規理事長はじめ東靖憲京都教会長ら教団幹部が出席した。

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庭野会長 平安神宮鷲尾宮司と面会

立正佼成会の庭野日鑛会長は5月22日、平安神宮の鷲尾隆久宮司の来訪を受け、法輪閣(東京・杉並区)で懇談した。熊野隆規理事長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。

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伊勢神宮を正式参拝 熊野理事長

立正佼成会の熊野隆規理事長は5月17、18の両日、三重県伊勢市の伊勢神宮に参拝した。齊藤佳佑教務部長、土橋成江松阪教会長が同行した。

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光祥次代会長バチカンへ――詳報(動画あり)

新ローマ教皇レオ十四世の就任ミサの会場となったバチカンのサンピエトロ広場は、世界中から参集した何十万というキリスト教徒で埋め尽くされていた。5月18日、庭野光祥次代会長はミサに参列するため、諸宗教の指導者らと熱気溢(あふ)れる広場を訪れた。

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光祥次代会長 スペインでの国際イベントに出席

ロシアとウクライナの戦争をはじめパレスチナやミャンマーなど、武力紛争が増加している。こうした世界的危機を受け、国連が定めた「平和と信頼の国際年」に当たる今年、本会も協力する世界宗教者平和会議(RfP/WCRP)国際委員会と国連文明の同盟(UNAOC)による合同イニシアチブ「平和への呼びかけ:戦争の終結と国際法の尊重」が始動。4月25、26の両日、スペイン・ゲルニカ市内の施設で発足イベントが開催され、本会からRfP/WCRP国際共同議長を務める庭野光祥次代会長が出席した。和田惠久巳総務部長、杉野恭一学林学長が同行した。

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バチカンから見た世界(169) 文・宮平宏(本紙バチカン支局長)

-国家イデオロギーとなった米国とロシアのキリスト教/教皇の説くキリスト教(2)-

米国のトランプ大統領は6月25日、オランダのハーグで開かれていた北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議で、NATOのマルク・ルッテ事務総長と共に記者会見に応じ、米軍によるイランの核施設に対する攻撃を、「あの攻撃が戦争を終結させた。広島や長崎をたとえにしたくないが、本質的には同じだ」と正当化した。80年前に米国によって広島、長崎に投下された原爆の傷はいまだ癒えず、人類を核兵器の恐怖と自滅の淵に直面させている現状況を無視しての、トランプ大統領の発言だった。

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光祥次代会長バチカンへ 新ローマ教皇レオ十四世に謁見

カトリック総本山であるバチカンのサンピエトロ広場で5月18日、第267代ローマ教皇に選ばれたレオ十四世の就任ミサが挙行された。立正佼成会から庭野光祥次代会長が参列、和田惠久巳総務部長が随行した。

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