新着

國富理事長 比叡山延暦寺と天台宗務庁を訪問

立正佼成会の國富敬二理事長は12月6日、滋賀・大津市の天台宗総本山・比叡山延暦寺と天台宗務庁を訪問した。年末のあいさつのためで、和田惠久巳総務部部長、中村憲一郎参務(京都教会長)が同行した。

続きを読む

「六花の会」代表世話人会 来年度の活動方針などを検討

仏教精神を生かした経営を目指す、立正佼成会会員有志のネットワーク「六花(りっか)の会」の代表世話人会(今年下半期)が12月10日、オンラインで開催された。各支教区や教会で行われている「仏教経営者塾」の世話人の代表者、教団役職者ら32人が参加した。

続きを読む

KAICIID創設10周年が祝われる(海外通信・バチカン支局)

「アブドッラー国王宗教・文化間対話のための国際センター」(KAICIID)は12月6日、事務局のあるポルトガルのリスボン(今年6月にオーストリアのウィーンから移転)で創設10周年を祝う式典を開催した。ポルトガルのマルセロ・レベロ・デ・ソウザ大統領、ジョアオ・ゴメス・クラビーニョ外相が出席。各国の市民社会、諸宗教、外交や政界の指導者らが参列した。

続きを読む

【国境なき医師団 手術室看護師・白川優子さん】紛争地の看護師として、いのちに寄り添い生きる希望へつなぐ

世界には、武力紛争や天災、迫害などで生命の危険にさらされながら、医療を受けられない人々がいる。危機に瀕(ひん)した人に独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けているのが「国境なき医師団(Médecins Sans Frontières=MSF)」だ。同団の手術室看護師を長年務めてきた白川優子さんは、シリア、イエメンなどの紛争地を中心に10カ国で18回の海外派遣に参加。声なき声に寄り添い、命をつないできた。紛争地医療の現実、派遣先での交流、ウクライナ危機について聞いた。

続きを読む

現代を見つめて(79) 合理性と感情 文・石井光太(作家)

合理性と感情

先月、二〇二二年の出生数が七十七万人前後となると推計された。前年と比べても五.一%減であり、日本の出生率は超低空飛行を続けていると言わざるをえない。

続きを読む

長期化するウクライナ侵攻に涙を流す教皇(海外通信・バチカン支局)

ローマ教皇フランシスコは12月8日、ローマ市内のスペイン階段付近にある「無原罪の聖母マリア像」に赴き、像の片腕に花輪を捧げ、崇敬の意を表した。

続きを読む

えっ、これも仏教語!?(69) 【ならく】奈落

梵語(サンスクリット語)「ナラカ」の音写の転訛(てんか)です。

続きを読む

共生へ――現代に伝える神道のこころ(22) 写真・文 藤本頼生(國學院大學神道文化学部教授)

日本の神々と人と馬の関係性――社会を支え、神を乗せる貴重な存在

かつて、ある神社の宮司さんと談笑していた際、「私はまもなく80歳を迎えるが、例祭ではいまだに装束姿で馬に乗っているんだよ」とおっしゃっていたのを思い出した。この言の通り、各地の神社では時折、祭礼行事にて馬に騎乗した神職らの姿を見ることがある。

続きを読む

本会ウェブサイトがリニューアル 会員はじめ利用者が「つながり」を感じられるデザインに

立正佼成会のウェブサイトが、12月18日にリニューアルされる。1年9カ月ぶりとなる今回のリニューアルでは、ウェブサイトの入り口にあたる「ポータルサイト」のほか、布教ツールとしての活用や新たなコミュニティーの場づくりを目指す「会員サイト」、本会の教えや取り組みなどを正確に分かりやすく伝える「公式サイト」を新設。会員をはじめ、利用者が目的の情報にアクセスしやすくなったことで、より一層の活用に期待が寄せられている。

続きを読む

「ホロドモール」から90年 諸宗教合同祈祷式

1930年代にウクライナで起きた人為的な大飢饉(ききん)「ホロドモール」の犠牲者を追悼する諸宗教合同祈祷式が11月26日、東京・港区の日本聖公会聖オルバン教会で執り行われた。在日ウクライナ正教会の聖ユダミッションが主催したもので、カトリックや聖公会の聖職者らが祈りを捧げた。また、今年9月に行われた「第1回東京平和円卓会議」での出会いを縁として、聖ユダミッションのポール・コロルク長司祭から立正佼成会に招待が届き、代表して和田惠久巳総務部部長が参列した。

続きを読む