一食「令和8年熊本地震」被災地支援 見舞金贈呈先、支援金拠出団体が決定

9月2日、橋内教会長は八代市役所を訪れ、小野泰輔市長に面会した(八代教会提供)

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会(委員長=山中快之教務部長)は先ごろ、「令和8年熊本地震」で家屋の倒壊やインフラの破損など甚大な被害を受けた熊本県と宇城市、八代市、氷川町に計1000万円の見舞金を贈呈した。また、被災地支援を行う公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)と認定NPO法人テラ・ルネッサンスに、計500万円の拠出を決定した。

8月25日、渡部江身子南九州支教区長(熊本教会長)、橋内千惠子八代教会長が熊本県庁を訪問し、同県の久原美樹子健康福祉部長に面会。渡部支教区長が見舞金500万円(目録)を久原部長に贈呈した。熊本教会の総務部長(72)、教務部長(59)が同行した。

氷川町役場で橋本誠也副町長に見舞金を手渡した橋内教会長(八代教会提供)

面会の中で、渡部支教区長は、本会会員が月に数回、食事を抜くなどした費用分を献金する「一食を捧げる運動」(一食運動)の意義を説明し、会員宅の被害状況を伝えた。久原部長は、昨年8月の記録的な大雨に今回の地震と立て続けに災害が起きて二重の被害に遭い、避難所などで不安な生活を送る県民のケアや、想定を上回る被害への対応を振り返り、会員の思いと浄財は被災者の生活再建に役立てたいと述べた。

また、27日には、渡部支教区長、橋内教会長が宇城市役所を訪れ、見舞金として200万円(目録)を同職員に手渡した。

さらに、9月2日には、橋内教会長が八代教会の総務部長(74)、教務部長(64)と共に、八代市役所、氷川町役場を訪れた。橋内教会長は同市の小野泰輔市長に見舞金200万円を、同町の橋本誠也副町長に見舞金100万円をそれぞれ贈った。

一方、一食から300万円の緊急拠出を受けたSVAは、熊本県内の事業者と連携してキッチンカーによる炊き出しを実施。避難所や地域コミュニティーでサロンを開き、鍼灸(しんきゅう)師などによる健康相談や傾聴のほか、生活再建に関連した情報提供も行う。

SVAのスタッフによる氷川町での物資配布作業の様子(宮澤響提供)

また、200万円を寄託されたテラ・ルネッサンスでは、被災した地元の飲食店に炊き出しを発注。住民の子どものためのイベントを開催するほか、高齢者を対象とした介護用品の配布や、在日外国人の行政手続きサポートなどの活動を展開する。

8月9日、テラ・ルネッサンスは氷川町の福祉施設へ支援物資を届けた(同団体提供)

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