教団創立87周年記念 会員の感謝の声と各教会の取り組み

大聖堂で行われた記念式典には約1550人が参集し、本会と庭野会長の米寿を祝った

3月5日、立正佼成会は創立87周年の記念日を迎え、大聖堂(東京・杉並区)と全国各教会で記念式典が盛大に営まれた。式典当日、教えに出遇(であ)えた感謝の思いで大聖堂を参拝した会員の声とともに、本会と庭野日鑛会長の米寿を祝い、趣向を凝らした取り組みを展開した新津、取手、宮崎の各教会の様子を紹介する。

大聖堂に参集した会員の声

教えを遺してくれた母と共に

宇部教会女性会員(43)

3年前に他界した母と共に佼成会と会長先生の米寿をお祝いしようと、遺影を抱いて式典に参加しました。私と姉は、長年主任を務めてきた母の背中を見て、佼成会に導かれました。私たちに教えを遺(のこ)してくれた母への感謝の気持ちを込めてご供養をさせて頂きました。今回は父と姉、そして、本部参拝が初めてという母の導きの子と一緒に来ました。法縁でつながった“家族”と共に大聖堂に来られたことを、天国の母が一番喜んでいると思います。母の姿を手本に、これからも修行精進していきます。

会長先生への御礼を胸に

神戸教会男性会員(64)

今年1月、自教会で行われた「阪神・淡路大震災30年慰霊式典」にご出席され、ご法話とともに祈りの誠を捧げられた会長先生へのお礼参りの思いで参加しました。震災で大切なものを失った私たち被災者の悲しみに、いつまでも寄り添ってくださる会長先生。その熱意のこもった真心に感謝の気持ちで応えようと、米寿記念合唱曲「大空のように…」を一生懸命歌わせて頂き、花束贈呈のシーンでは、涙が溢(あふ)れて止まりませんでした。会長先生にはいつまでもお健やかでいてほしい気持ちでいっぱいです。

法話を行った庭野会長に、会員たちは笑顔で声援を届けた

先輩の背中を目標に精進を誓う

長崎教会女性会員(58)

教会役員功労者として会長先生から感謝状と記念品が贈呈された長崎教会のNさんの晴れ姿を見て、とても感動しました。Nさんは五島列島の一つである福江島が拠点の地域道場で支部長を長年、務められました。本道場のスケジュールに合わせて、誰も来ない日でも道場を開け、支部の皆の幸せと健康を願って読経供養を行い、私たち支部サンガ(教えの仲間)を見守り続けてくださいました。そのお役を、昨年12月から私が引き継ぐことになり、優しく温かいNさんのようになれるかは分かりませんが、少しでも近づけるよう精いっぱい精進してまいります。

ご本仏さまに伝えたいのちを頂いた感謝

水戸教会女性会員(76)

一冊の「佼成」が、私の人生を変えるきっかけとなりました。34歳の時、がんで入院中に信仰体験の記事を読み、自分と同じく人生苦に直面しながらも、仏さまの教えを胸に精いっぱい生きる皆さんの存在に励ましを頂きました。以来、再発の不安を抱えながらも、サンガの皆さんに支えて頂きながら、「陰徳」「喜心」を信条に修行しています。

今日の自分があるのは、開祖さまが立正佼成会を創立してくださったおかげさまです。大聖堂のご本仏さまには、「いのちを頂き有り難うございます!」と心を込めて伝えさせて頂きました。

感謝と追悼の創立記念式典

岩国教会男性会員(77)

体が動く今のうちにと本部の記念式典に参加しました。昨年、手足を相次いで骨折し半年余り入院していたのです。やや痛みが伴いゆっくりとしか歩けないのですが、輝くご本尊像を仰ぎ見ると不安はすっかり消え、亡き次男への思いが湧き上がってきました。

33年前に次男は難病を患い16歳で早世。一緒の本部参拝はかないませんでしたが、「あれがご本尊だよ」と胸の内で語りかけ、面影を偲(しの)びながら読経供養に臨みました。ご供養中、ぬくもりに包まれ、息子が喜んでくれたような気がしました。

私の念願だった本部の記念式典に送り出してくださった岩国教会サンガの皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

願いを持って働く充実した日々

山形教会女性会員(26)

昨年の教団創立記念式典で奉献者を代表してあいさつし、「仕事を通して人さまに笑顔を届け、人と人をつなぐお手伝いをするのが私の願い」と話して、転職活動中であることを発表しました。その後、地元でカタログギフトの会社に就職でき、忙しくも充実した日々を送れていることの御礼などを胸に大聖堂を参拝させて頂きました。今後も、両親、サンガの皆さんへの感謝を忘れず生きていきたいです。

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