神道扶桑教・宍野管長が来会 庭野会長と懇談

日宗連理事長の就任あいさつに訪れた宍野管長(写真右)

9月7日、神道扶桑教の宍野史生管長が立正佼成会本部を訪れ、法輪閣(東京・杉並区)で庭野日鑛会長と懇談した。國富敬二理事長、和田惠久巳総務部部長が同席した。

教派神道連合会の理事長を務める宍野師は、6月29日付で日本宗教連盟(日宗連=教派神道連合会、全日本仏教会、日本キリスト教連合会、神社本庁、新日本宗教団体連合会の5団体が協賛)の理事長に就任。この日は、そのあいさつのため、本会を訪れた。

庭野会長は平成16年から17年にかけて日宗連理事長を務めており、現在は日宗連顧問の役職にある。宍野師は「これまでの経験を生かし、時代の風を感じながら世の中の変化に遅れずに、また、守るべきものは守るというメリハリを大事にして、任に当たっていきたい」と所信を語った。これを受け、庭野会長は宍野師に信頼と期待を寄せた。

また宍野師は、日宗連に連なる教団の会員・信徒が、それぞれの教えに基づいて、真摯(しんし)に信仰の実践、平和・社会活動に取り組んでいることに敬意を表した。その上で、昨今の社会情勢などにも触れながら、日宗連や各教団が法令遵守(じゅんしゅ)や情報開示に努めていくことが大切であると語った。