駐日ウズベキスタン大使が来会 國富理事長と懇談

事務庁舎で懇談するファジロフ大使と國富理事長

ウズベキスタンのガイラト・ファジロフ駐日大使が2月17日、立正佼成会を訪れ、事務庁舎応接室で國富敬二理事長と懇談した。和田惠久巳・総務部副部長(国際宗教協力専任部長)が同席した。

懇談でファジロフ大使は、同国内で1世紀から3世紀ごろに隆盛した仏教の遺跡について説明。日本の大学の調査隊などが遺跡の発掘作業を進めてきた経緯に触れ、政府として今後も遺跡の保護に努めていく意向を示し、仏教教団である本会にも訪問を勧めた。

また、懇談では本会が世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)などを通して積極的に諸宗教協力を進めていることが話題に上った。ファジロフ大使は、同国では政府機関がイスラーム、カトリック、ユダヤ教などの各共同体と連携していると語り、諸宗教が共存する社会を目指すという理念は本会と共通することを強調した。

これを受け國富理事長は本会の取り組みを説明しながら、WCRP/RfPの地域委員会にあたるアジア宗教者平和会議(ACRP)の第9回大会が今年10月に東京で開催されることなどを紹介した。