光祥次代会長 UUAシダーレーン教会のオンラインミサにメッセージ

UUAシダーレーン教会の信徒にあいさつする光祥次代会長(写真はオンラインミサで配信された映像から)

ユニテリアン・ユニバーサリスト協会(UUA)の米国メリーランド州にあるシダーレーン教会が5月3日午後5時(日本時間4日午前6時)、オンラインミサを行い、立正佼成会の庭野光祥次代会長が祈りの映像とビデオメッセージを寄せた。

『We Breathe Together(同じ息吹の中に生きている私たち)』と題するミサは、新型コロナウイルスの世界的な流行を受け、諸宗教が違いを超えて共に祈る姿勢を伝えようと、開催されたもの。特に、差別や中傷が感染者や治療の最前線に立つ医療従事者に及んでおり、連帯の重要性を示すことが願いだ。光祥次代会長は、今年2月にスーザン・フレデリック・グレイUUA会長と共に本会を訪れたシダーレーン教会のアビ・ジャナマンチ牧師(国際自由宗教連盟=IARF=元会長)から依頼を受け、出演した。

ミサでは、米国の諸宗教指導者と山本行恭椿大神社宮司、光祥次代会長、さらに人権活動家らも映像でメッセージを寄せ、感謝を行動で示し、祈りを深めていく大切さを伝えた。また、アーティストが歌や演奏を披露した。

この中で光祥次代会長は、初代UUA会長のデイナ・マクリーン・グリーリー博士と庭野日敬開祖との出会いにより50年以上続くUUAと本会の交流を紹介。現在、ジャナマンチ師がその懸け橋役を担い、互いの親交が深まっていることに謝意を表した上で、「新型コロナウイルスの世界的流行により残念ながらさまざまなところに分断が起きていますが、こうして新たなつながりができたことをうれしく思います」と述べた。

この後、4月1日に世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会がインターネット上で開催した祈りの集い『希望と連帯の諸宗教のひととき』において、光祥次代会長が奏上した祈りの言葉の映像が流された。

動画配信サイトのコメント欄には、光祥次代会長を含め諸宗教者の祈りやメッセージを視聴したシダーレーン教会の信者から、さまざまな喜びの投稿が寄せられた。