佼成看護専門学校 佼成病院で最後のキャンドルサービス
釈尊が悟りを開いた意義をかみしめる「成道会」(12月8日)の夜、佼成看護専門学校の学生が入院中の人を訪ね、歌とメッセージカードを届ける「キャンドルサービス」を実習先の立正佼成会附属佼成病院(東京・杉並区)で行った。同校創立以来、毎年行われてきたが、令和3年度末での閉校が決まっており、今年が最後のキャンドルサービスとなった。
午後7時半、72人の学生がペンライトにユリの花をあしらった「キャンドル」を携え、仏讃歌「いのちの讃歌」を歌いながら病室を訪問。成道会の意味や、心のこもった一言を記した手作りのメッセージカードをベッドサイドで読み上げ、一人ひとりに笑顔で届けた。
当日参加した1年生(22)は、「私たち1年生にとっては最初で最後のキャンドルサービスとなりましたが、患者さんに心を込めてメッセージを伝えられたと思います」と感想を語った。