一食平和基金 九州北部での記録的な大雨で大きな被害を受けた佐賀県に見舞金

佐賀県庁を訪れた小林教会長(右)。山口知事に面会し、見舞金を贈呈した

立正佼成会一食(いちじき)平和基金運営委員会はこのほど、8月下旬に九州北部地域を襲った記録的な大雨で大きな被害を受けた佐賀県に対し、150万円の見舞金の寄贈を決定した。9月26日には佐賀教会の小林宏衣教会長が同県庁を訪れ、山口祥義知事に見舞金を贈呈した。

佐賀平野や白石平野は勾配が緩く、「低平地」と呼ばれる地形で、大雨の場合に水害のリスクが高いとされる。また平野に接する有明海は満潮を迎えると、海面が陸の低平地より高くなる。8月28日の大雨は有明海の高潮と重なり、河川は逆流し、用水路などの水はけも悪化して各地で洪水が起こった。冠水による集落の孤立も相次いだ。

8月28日の大雨による水害で使えなくなった床板や家具などが、行政が指定する仮置き場などに運ばれた

総務省消防庁によると、9月24日時点での同県の死者は3人。床上浸水が1678軒、床下浸水が3857軒に上り、武雄市や大町町などの60人の住民が避難生活を続けているという。

佐賀県庁を訪れた小林教会長は山口知事と面会。県内の被害について説明を受けた後、「一食を捧げる運動」の趣旨と意義を紹介し、見舞金を手渡した。山口知事は支援に対して謝意を表し、「被災者の生活再建に全力で臨みます」と、県民一人ひとりの想いに寄り添いながら復興に尽くす意向を示した。