全国で『法華三部経』読誦

「平成29年次寒中読誦修行(寒修行)」が大聖堂はじめ全国の教会道場や地域道場などで始まった。

「寒修行」は、一年のうちで最も寒さが厳しいとされる時期に会員が連日集い、『法華三部経』全巻を読誦して新年の心構えをつくるもの。大聖堂では、「大寒」にあたる1月20日から、「節分」の2月3日まで、毎朝5時50分から行われている。

法華三部経を手にし、熱心に読誦していた新宿教会の会員(49)は、「長らく病気を患っていたので、今こうして健康でいられることへの感謝を込めて参加しています。周りの方々にとって善き縁となれる自分になりたい」と話した。また、家族で寒修行に参加している大田教会の学生部員(13)は、「父と母のおかげで寒修行に来られることに感謝しています。今年は“ありがとうをいっぱい言う”という目標を立てました」と抱負を語った。