佼成看護専門学校卒業証書授与式 第48期生20人が巣立ち
佼成看護専門学校の「平成30年度卒業証書授与式」が3月1日、セレニティホール(東京・杉並区)で行われ、第48期生20人が巣立ちの時を迎えた。
当日は、神保好夫学校長が「看護師にとって最も大切なことは笑顔と優しい言葉掛けです。それをこれからも忘れないでください」と式辞。在校生や保護者、学校関係者ら129人が見守る中、神保校長から卒業生に卒業証書が手渡された。
次いで、教団を代表して祝辞に立った熊野隆規時務部部長は、自身と法を依りどころとする仏教の「自灯明・法灯明」を説明し、「戴帽式で誓った看護師像を自らの灯明とし、この学校で学んだ『教え』を大事に、思い出しながら歩んでください」と卒業生を激励した。佼成病院の甲能直幸院長(代読)は、マハトマ・ガンジーの「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」という言葉を紹介しながら、「ここで過ごした3年間の経験を土台として、さらに大きな人間に成長していくことを願っています」と今後の活躍に期待を寄せた。
在校生の代表(22)が送辞を述べた後、卒業生の代表(30)が答辞に立ち、つらい時、苦しい時に励まし合った仲間や、的確なアドバイスをくれた恩師に感謝を述べ、「胸を張って、看護師人生の新たな一歩を踏み出します」と決意を語った。