学林海外修養科生卒林レポート発表会

立正佼成会の教育機関「学林」の海外修養科生(25期)による「卒林レポート発表会」が2月23日、普門メディアセンター(東京・杉並区)で行われた。本部直轄拠点インド・中央デリー法座、同インド・コルカタ法座、バングラデシュ教会、バンコク教会所属の5人の発表に、川端健之理事長をはじめ教団役職者、国際伝道グループスタッフ、学林講師、本科生ら約40人が耳を傾けた。

発表者の一人、バングラデシュ教会の男性会員(29)は、『学林生活を通して見えてきた八正道』をテーマに、母国での生活で自分の思い通りにならないことに悩み、日本では環境の変化に苦しんだことを振り返り、その原因を八正道に照らし、検証した内容を紹介した。

この中で、札幌北教会での実習中に、北海道胆振(いぶり)東部地震で被災したある夫婦と出会い、その心の持ち方に学んだ体験を報告した。困難な状況にあっても、ありのままを見つめて、その中で「おかげさま」という感謝を深める姿勢は、「仏のものの見方」である「正見」に通じるとし、それに比べて自身は自己中心的なものの見方で思い通りにならないと不満を抱いて苦を生み出してきたと述懐。「八正道は、真理に基づいた生き方をし、生活を整えるための教えです。この教えの実践を心に誓い、さらに学び、精進します」と語った。

そのほか、5人はそれぞれ、捨てられていた猫を助け、動物愛護団体との関わりを通して考えた命の大切さや、庭野日敬開祖の著書の翻訳など、2年間の学林生活での悩みや問題を根本義に照らして見つめ直した体験を日本語で発表し、今後の目標を述べた。