比叡山延暦寺の小堀執行が来会
天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の小堀光實執行が1月11日午後、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、川端健之理事長と事務庁舎で懇談した。延暦寺内局から獅子王圓明総務部長(副執行)が同行した。
懇談では、新年のあいさつを交わした後、小堀執行が延暦寺の今年の心構えを表した言葉「能行不退」を紹介。「自分の思いをまっすぐに出し、前に進んでいきたいとの願いを込めました。佼成会の皆さんの協力を頂きながら、世界平和に向けて歩みを進める一年にしたい」と語った。
これを受け、川端理事長は今年の「御親教」式典で庭野日鑛会長が披露した書き初めの『真因』の意味に触れ、「今、私たちがいのちを頂いているのも、両親という縁があってこそです。仏の境地を目指す上で、私たち一人ひとりに仏道を歩む真実の原因がそなわっていることを自覚することが大切だと思っています」と話した。