「第五十四代日蓮宗管長・立正大学学園総裁　菅野日彰猊下御就任祝賀会」が９月３日、東京・千代田区の帝国ホテルで開かれ、立正佼成会から庭野日鑛会長の名代として川端健之理事長が出席した。

第五十四代日蓮宗管長に就任した菅野師（中央）、川端理事長（左）と持田日勇・身延山久遠寺総務（右）

菅野管長は１９３７年、北海道生まれ。立正大学を卒業し、僧侶になって後は、同大学で学び僧侶を目指す宗門師弟が４年間の僧風生活を送る「日蓮宗宗立谷中学寮」（東京・台東区）の寮監を約３０年務めた。その後、総本山身延山久遠寺（山梨・身延町）布教部長、本山海長寺（静岡市）貫首などを歴任。２０１５年から同宗大本山池上本門寺（東京・大田区）の貫首を務める。

今年、第五十四代同宗管長の就任が決まり、５月９日に同区の宗務院で就任奉告式が、翌１０日には久遠寺で奉告式が営まれた。