普門館の聖観世音菩薩像 普門エリア内に遷座されることが決定

普門館に安置されていた聖観世音菩薩像

立正佼成会の進める「普門エリア整備工事」の一環として、普門館のロビーに安置されていた聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう=以下、観音像)が、同エリア内の一角に遷座(せんざ)されることが決まった。遷座の時期は、普門館の解体工事(今年12月から)が始まる前の11月末を予定している。

遷座される場所は、普門館の噴水広場付近になる。大聖堂を背に安置され、観音像を拝むと、その先に大聖堂の本尊を仰ぎ見るような位置関係になる予定だ。

普門館に安置されていた観音像には、本会の所依(しょえ)の経典である『法華三部経』の「妙法蓮華経観世音菩薩普門品」に説かれた「普門の精神」(あまねく人々に門を開き、あらゆる人を平等に慈しむ観世音菩薩の心)の象徴としての願いが込められている。制作者は、仏師の錦戸新観師(1908-95年)で、大聖堂の本尊像を制作した。

観音像は、普門館が完成した1970年に、普門館の正面玄関ロビーの中2階に安置された。当初は木造の像であったが、85年にブロンズ像になった。エリア内に安置される観音像はブロンズ像になる。教団では、観音像に手を合わせることで「普門の精神」を呼び覚ます機縁となり、また仏教に対する親近感や信仰心を醸成する機会となることを願いとしている。