第52回「青年の日」フォト&ボイス それぞれの場所でできることを “一滴”が大きな力に
平和の大河へ――参加者の声
5月16日を中心に、立正佼成会の第52回「青年の日」の取り組みが各教会で実施された。全国の青年部員たちは新型コロナウイルスの感染防止対策を取りながら、「持続可能な開発目標」(SDGs)に関するオンライン学習会や清掃活動など、趣向を凝らした活動を展開した。活動の様子と参加者の声を紹介する。
長野中央教会
新型コロナウイルスにうつらないように、うつさないように、募金では声を出さないことになりました。かわりに、青年部の人たちと一緒にカセットテープに声を録音しました。ユニセフ募金がコロナで困っている子供たちのために使われると教えてもらい、世界のみんなが平和になってほしくて録音の時は大きな声を出しました。今日は、たくさんの人が協力してくれて、うれしかったです。 (長野中央教会会員・8歳)
岡山教会
新型コロナウイルス感染症の患者さんや医療従事者への差別・偏見がなくなるよう、シトラスリボンのシールとマスクを配りました。患者さんは、病気のつらさや不安に苦しんでおり、医療従事者の方々も懸命に治療に当たってくださっています。私自身、シングルマザーで、息子には発達障がいがあり、周囲の目が気になることがあります。偏見のない、人と人が支え合える社会になるよう、願っています。 (岡山教会会員・37歳)
高岡教会
「青年の日」の活動として、青年婦人部では2カ月前から、環境や人権に配慮した商品の購入を心がけ、その商品の情報や、各自の取り組みの様子をLINE(ライン)で共有しています。コロナ禍で集うことが難しい中、離れていても、同じ目標に向かっている仲間の存在は心強く、〈私も頑張ろう〉と勇気が湧きました。私の行動が世界を変える――そう信じ、今後も仲間と共に取り組みを続けていきます。 (高岡教会会員・38歳)