佼成学園女子高書道部 「書道パフォーマンス甲子園」に出場

提供・佼成学園女子高書道部

佼成学園女子高校書道部が8月6日、愛媛・四国中央市の伊予三島運動公園体育館で行われた「第10回書道パフォーマンス甲子園」(主催・同実行委員会)に出場した。同校の出場は4年連続5回目となる。

同大会は、和服姿の高校生たちが音楽に合わせて縦4メートル×横6メートルの和紙に大筆をふるい、制限時間内に仕上げた作品と演技の両面を競うもの。今年は、全国105校が応募し、21校が本戦に進んだ。

出場校中2番目に演技した同校は、『日本の美』をテーマに、日本に古くから伝わる精神性や文化を受け継いでいく決意を生徒12人で表現した。序盤は、和楽器の音色に合わせて舞いながら、書を記すための「料紙」づくりからパフォーマンスを開始。用紙をえんじ色に染め、金銀の箔(はく)を粉末にした砂子などで装飾した。続いて、日本の四季を描いた横断幕を背景に、「そよ風にさくら舞う」「蝉しぐれひびく空」など、仮名文字を中心とした書を揮毫(きごう)。終盤には、優雅な動作を披露し、紙の中央に紫色の顔彩で「うるはしき 日本の誇り」と書き上げた。

提供・佼成学園女子高書道部