第43回庭野平和賞 ヨレンカ・タソレンツィ研究所代表のベンキ・ピヤコ師に決定

ベンキ・ピヤコ師©2025 Eliane Fernandes
「第43回庭野平和賞」の受賞者が、ブラジル・アマゾンに暮らす先住民アシャニンカ族の精神的指導者で、ヨレンカ・タソレンツィ研究所代表のベンキ・ピヤコ師(52)に決まった。公益財団法人庭野平和財団(庭野日鑛名誉会長、庭野浩士理事長)が3月10日、プレスリリースを発表した。
庭野平和賞委員会の厳正な審査によって選ばれる庭野平和賞は、宗教的精神に基づいて宗教協力を促進し、世界平和の推進に顕著な功績をあげた個人または団体に贈られる。
受賞が決定したピヤコ師は、先住民アシャニンカ族を代表する精神的指導者で、環境の守り手として人間と自然との結びつきを育んでいる。過去15年にわたり、先住民族の土地および文化の擁護、環境保護などの活動を行ってきた。
また、伝統的知識と現代的な技術を統合し、環境問題や文化保護などの課題に取り組むヨレンカ・タソレンツィ研究所と、アマゾンで伝統的に医療植物として用いられてきたアヤワスカの伝統と先住民の権利を守るための対話の場である「先住民アヤワスカ会議」の創設を通じて、教育の推進や地域主体による生態系の回復などを進め、若者や地域社会を動員した大規模な森林再生と生物多様性の保全に尽力している。
贈呈式は5月12日、国際文化会館(東京都港区)で行われ、賞状と副賞として顕彰品、賞金2000万円が贈られる。





