WCRP/RfP日本委「第52会理事会」「第30回評議員会」を開催

6月9日に京都府亀岡市の大本本部みろく会館で開催された「第52回理事会」(渉外グループ提供)
世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会の「第52回理事会」が6月9日、京都府亀岡市の大本本部みろく会館で、また、「第30回評議員会」が同26日、京都市の京都新阪急ホテルでそれぞれ開催された。
理事会には、戸松義晴理事長(浄土宗心光院住職)をはじめ理事16人が出席(オンラインを含む)。本会から、同日本委理事の庭野光祥次代会長、國富敬二徳島教会長が参加した。
また、評議員会では、評議員9人(同)が決議。本会から、同日本委評議員の熊野隆規理事長が出席した。
理事会では、「日本委員会人事」「2024年度事業報告」「第3回東京平和円卓会議」など6議案が審議され、全ての事項が認められた。26日、戸松理事長が招集した評議員会での審議を経て、承認された。
この結果、人事に関しては、大樹孝啓・前天台座主が名誉顧問を退任し、新たに藤光賢・天台座主が就任した。理事では、牛尾淳・神社本庁前教化広報部長、宮西修二・日枝神社宮司が退任し、香取大信・神社本庁教化広報部長、清水祥彦・神田神社宮司が就任した。
続いて、「法人業務」「国際事業」「特別事業部門(タスクフォース)」「常設機関」の2024年度の取り組みなどが発表された。
この中で、今年3月から5月まで実施された「ミャンマー地震緊急支援募金」に約1800万円の支援金が寄せられたことが報告され、現地で被災者への食料配給などを行うWCRP/RfPミャンマー委員会など5団体の支援活動に浄財が役立てられると伝えられた。また、能登半島地震への対応では、地域コミュニティーの再生、活性化に向けて取り組む団体などをサポートすることが共有された。