第48回生誕地まつり 秋晴れの十日町で元気に市中行進(動画あり)
学生部時代の仲良し3人組 時を経て一緒に感謝の行進
三鷹教会 Tさん(57)
学生部で一緒に活動していた、同い年のEちゃん、Yちゃんと一緒に参加させて頂きました。
結婚や就職で住まいが変わり、それぞれに生活してきましたが、年賀状のやりとりを続けてきました。最近、3人のLINEグループを作ったので、声をかけ合いながら参加を決めました。
学生部活動で思い出深いのは、青梅練成会での唱題修行です。親や仲間へのサンゲと感謝を分かち合ったことを今も覚えています。時を経て、今回もそれぞれが、亡き母やサンガへの感謝を胸に参加しています。3人で一緒に行進できたことがとても感慨深いです。
天狗みこしが復活 仏さまを信じ「異体同心」で行進
沼田教会壮年部長(74)
沼田教会は今年、地元の祭りの名物「天狗(てんぐ)みこし」を担いで参加しました。教会のお神輿(みこし)は昔、壮年部が活発な頃に作られたのですが、最近は人数が減って持ち出す機会もなく、去年には解体する話さえ出ていました。
ところが、仲間と語り合う中で「解体はいつでもできる。まずは目標を立てて頑張ろう」との声を頂き、心を動かされた私たちは、再び仲間を集めようと決意しました。大きさも重さもあるお神輿だから、生半可な気持ちでは担げません。仏さまを信じ、真剣に手どりを続けました。
当日は、世代を超えて集まった58人でお神輿を持ち上げました。けがなく行進できるか心配でしたが、「異体同心」と念じて声をかけ合い、最後まで歩き切れた時の喜びはひとしおでした。今後もこの天狗みこしが、若い人をはじめ多くの方が佼成会の縁に触れるきっかけになればと思います。
一念の大切さを胸に 台風被災の支援に感謝
長野教会壮年部長(59)
令和元年の台風19号で、長野教会の包括地域が大きな被害を受けた時、全国のサンガからたくさんの支援物資や励ましの声を頂きました。その感謝と御礼を伝えたいと、横断幕を掲げて行進させて頂きました。
台風被害で参加を断念して以来、コロナ禍を経て5年間のブランクがあり、参加者が集まるか不安でした。しかし、久保木伸浩教会長さんから激励を頂き、「とにかくやってみよう!」と腹を決めました。一人ひとりと対面することを大事にすると、「一緒に頑張ろう」「かけ声だけでも参加したい」といった声が多く上がり、自分の一念の大切さを教えて頂きました。
行進では、声をかけ合い、心を一つにして取り組めました。今、みんなで開祖さまの生誕地に来られた喜びをかみしめています。