「日中友好宗教者懇話会50周年記念式典」出席者が本会を訪問

本会を訪れた学誠法師と持田師ら一行を歓迎する庭野会長

5月30日、前日に日中友好宗教者懇話会50周年記念式典に出席した中国佛教協会と同懇話会の宗教者ら19人が立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、法輪閣で昼食を共にしながら庭野日鑛会長と懇談した。

当日、中国佛教協会の学誠会長、国家宗教事務局政策法規司の韓松司長、同懇話会の持田日勇会長(日蓮宗本山東身延藻原寺貫首)、吉田文堯副会長(日蓮宗長久山妙安寺)ら一行は大聖堂を参拝後、法輪閣を訪問した。懇談の席上、庭野会長が歓迎のあいさつ。戦後の日中友好に尽くした両国の仏教者の取り組みに触れ、平和の実現に尽くした先達の功績により、今日の出会いがあると感謝の思いを述べた。

懇談の席上、あいさつに立つ学誠法師

これに対し、一行を代表してあいさつに立った学誠法師は、この日の午前中に大正大学の名誉博士号を授与されたことを報告。さらに、日中の仏教交流によって絆が強まってきた経緯を振り返り、「今では『黄金の絆』と呼べるほどになっています。この絆が結ばれるために、佼成会は多大な尽力を果たしてくださいました」と謝意を表した。