天台宗宗務総長の杜多師ら新内局のメンバーが来会

天台宗の杜多宗務総長(写真左から2人目)は、新内局の参務5人と本会を訪れた

3月14日に天台宗(総本山・比叡山延暦寺、滋賀・大津市)の宗務総長に就任した杜多道雄師が5月26日、立正佼成会本部(東京・杉並区)を訪れ、川端健之理事長と大聖堂で懇談した。杜多総長が任命した総務部長や法人部長など新内局の参務5人が同行。本会から澤田晃成総務部部長、佐藤益弘西日本教区長(本会京都教会長)らが同席した。

杜多総長は72歳。前宗務総長の木ノ下寂俊師が体調不良で辞任し、これを受けて行われた宗務総長選挙で杜多師が無投票当選した。宗務総長の任期は2021年3月14日までの4年間。東京・台東区の大泉寺住職を兼任する。

一行は大聖堂を参拝した後に応接室に移動。懇談の席上、杜多総長は、今年の夏に開催される「比叡山宗教サミット30周年記念『世界宗教者平和の祈りの集い』」に触れながら、「宗教サミットを成功させるためにも、精いっぱい取り組んでまいります」とあいさつし、これまでの協力に謝意を表した。

これを受け、川端理事長は、長年にわたる同宗の宗教協力への取り組みに敬意を示し、「今後もご教導頂きたいと存じます」と述べた。