奥羽支教区の少年部員が本部参拝

大聖堂の正面玄関で三菩薩の漆画を見学する奥羽支教区の少年部員たち

「大聖堂がすごく大きくて、びっくり」「来るのは初めて」――。曇天をはねのけるような子どもたちの歓声が響く。大聖堂建立60周年の今年、慈雲台ににぎわいが戻った。3月23日、立正佼成会奥羽支教区の少年部員やその親など71人が本部を参拝。大聖堂内や一乗宝塔、開祖記念館(いずれも東京・杉並区)を巡り、久しぶりに仲間と過ごすひとときを楽しんだ。

父親と参加した少年部員(10)=大館教会=は、大聖堂の正面玄関に掲げられた「三菩薩の漆画」が心に残ったと振り返り、「三菩薩さまの説明で智慧(ちえ)の大切さを教えてもらい、智慧をつけるために勉強を頑張ろうと思いました」と感想を語った。