比叡山延暦寺の水尾執行が来会 熊野理事長と懇談

水尾執行(左から3人目)ら一行は、事務庁舎応接室で熊野理事長と懇談した

天台宗総本山・比叡山延暦寺(滋賀・大津市)の水尾寂芳執行が1月25日、小鴨覚俊総務部長(副執行)らと共に東京・杉並区の立正佼成会本部を訪れ、事務庁舎応接室で熊野隆規理事長と懇談した。和田惠久巳総務部長、佐原透修総務部次長(渉外グループ)が同席した。

当日は、年頭のあいさつ後、同23日から25日まで日本海側を中心に続いた大雪に話題が及び、厳しい環境で過ごす能登半島地震の被災者に思いを寄せた。

続いて、水尾執行が、令和6年の「比叡山から発信する言葉」である「忠恕(ちゅうじょ)」に込めた意味を説明。「忠」という字はまごころを尽くして努めること、「恕」の字はやさしい心で思いやることを表すと述べ、そうした姿勢を心がけて一年を過ごしていきたいと語った。