佼成病院 健康増進に向けて「看護週間」イベントを実施

『佼成からひろがる看護のこころ』をテーマに、佼成病院(東京・杉並区)は5月10日から12日まで、同病院1階エントランスホールと観音ホールを会場に「看護週間」イベントを開催した。

「看護週間」イベントは、フローレンス・ナイチンゲールの誕生日(5月12日)に合わせて制定された「看護の日」(国際ナースデー)にちなんで行われたもの。3日間で市民ら延べ70人が訪れた。

会場には、血圧や体脂肪率の測定コーナーのほか、管理栄養士や歯科衛生士、認定看護師らによる相談窓口が開設された。相談に訪れた人々に対し、食生活の改善や口腔(こうくう)ケアなど、健康増進に向けた習慣づくりをアドバイスした。「がん」「脳卒中」「認知症」といった病気に関する情報提供も行われた。

また、訓練用の「自動体外式除細動器(AED)」を用いた心肺蘇生方法が学べる参加者体験型のプログラムも実施された。AEDの使用訓練を受けた女性(73)は、「いざという時、今日習ったことを思い出したい」と語った。