玉仏寺住職で中国佛教協会副会長の覚醒法師ら一行が来会 庭野会長と懇談

6月19日午前、覚醒法師(中国佛教協会副会長)ら一行が来会し、法輪閣で庭野日鑛会長と懇談した

立正佼成会の庭野日鑛会長は6月19日午前、中国・上海にある玉仏寺の住職で、中国佛教協会副会長を務める覚醒法師と、同行する同寺副執事長の僧侶ら一行5人の訪問を受けた。法輪閣(東京・杉並区)で、30分にわたって和やかに懇談した。本会から佐藤益弘常務理事、和田惠久巳総務部部長が同席した。

現在、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会会長を務める庭野会長は諸宗教対話・協力活動を通じて、中国佛教協会と長く交流を重ねてきた。懇談では冒頭、覚醒法師が庭野会長のそうした日中友好への尽力に触れ、謝意を表した。さらに、来日の目的について、玉仏寺では現在、改修・拡張工事を進めており、設計を依頼した日本を代表する建築家に面会するためであることを説明した。

これに対し庭野会長は、1983年に1カ月をかけて西安からウルムチまで旅した際、当時の玉仏寺の住職・真禅法師が全行程を同行してくれたことを紹介。古代シルクロードの重要な関所だった陽関で一緒に撮った写真(著書『ブッダロードを行く 西安からウルムチへ』に掲載)などを示しながら、思い出を述懐した。このほか、コロナ禍後の近況などを語り合った。