「わかちあい」の心で世界をつなぐ 5月は「一食啓発月間」

「一食ユニセフ募金」の拠出先として、グアテマラで行われている乳幼児や妊婦の栄養改善事業

「一食(いちじき)を捧げる運動」(一食運動)のさらなる推進を目指し、5月1日から「一食啓発月間」が実施される。

「一食運動」とは、月に数回、食事を抜き、その食費分を献金して、貧困の削減や教育支援などに活用し、世界の平和の実現に取り組むもの。全ての人が「大いなる一つのいのちに生かされた兄弟姉妹である」という仏教の世界観に基づく活動だ。

1975年に始まり、これまでの支援総額は141億円に上る。海外への支援のみならず、国内で発生した大規模な災害の緊急支援や復興活動にも活用される。

5月の「啓発月間」にあたり、立正佼成会の各教会では、同運動の理念を改めて確認しながら、「一食ユニセフ」の街頭募金を実施するほか、世界の現状を学ぶ学習会や「一食運動」に関するイベントなどが行われる。

「一食を捧げる運動」ウェブサイト http://www.ichijiki.org/