WCRP日本委 ウクライナ難民人道支援ボランティア 第1次隊を派遣 隣国のポーランドへ

フォコラーレ運動とWCRP/RfP日本委のスタッフらがマリアポリ・フィオーレの敷地内を回り、ウクライナ避難民の状況や支援活動のニーズを調査した(写真は同日本委提供)

世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会による「ウクライナ難民人道支援ボランティア」の派遣が7月15日から始まった。第1次隊として、同日本委員会の山越教雄事務次長、橋本高志平和推進副部長、立正佼成会から廣田恭子渉外グループスタッフがウクライナ隣国のポーランドに入った。

今年2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始されて以来、多くの人々が戦禍を逃れてウクライナの周辺国で避難生活を送っている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の発表によると、7月13日時点で避難民は900万人を超えた。同ボランティアは周辺国で避難生活を送るウクライナの人々を支援するために派遣されたもの。

一行は、7月17日から7月31日までの約2週間、ポーランドの首都ワルシャワを中心に、ウクライナ避難民の状況や支援活動のニーズを調査するとともに、ワルシャワ郊外にあるフォコラーレ運動(カトリック在家運動体、本部・ローマ)の施設「マリアポリ・フィオーレ」でボランティア活動を行う。

なお、WCRP/RfP日本委員会は、今後も現地の状況に合わせ、12月までボランティア派遣の実施を予定している。