磐城、水戸、横浜、台南の4教会で周年記念式典
磐城教会
立正佼成会磐城教会は4月24日、『「すべての出会いに感謝」~縁があっての出会い~』をテーマに、教会道場で発足70周年の記念式典を行った。式典の様子は、会員にライブ配信された。
当日は、橋浦千佳教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて、主任(68)の体験説法が、本人が入院中のため、代読された。主任は2年前にがんを告知され、現在も闘病中であると説明。病を機に、夫やサンガ(教えの仲間)の温かさを実感し、自身も他のために感謝の思いで尽くしていくことを誓願した。
次いで、新井利昌東北支教区長が講話に立ち、地球の起源に言及。人間は皆、連綿とつながったいのちを生きる親戚であり、それを一人ひとりが自覚することによって争いがなくなっていくと語った。
水戸教会
立正佼成会水戸教会は、『歴史に感謝 出会いに感謝 そして…未来に感謝』をテーマに4月24日、教会道場で発足70周年の記念式典を開催した。式典の様子は、オンラインで会員にライブ配信された。
式典では矢部光男教会長を導師に読経供養が行われ、庭野日鑛会長の啓白文が奏上された。続いて女性会員(23)が体験説法。愚痴の多い同僚との関係に悩む中、法座で「相手から学ぶ姿勢が大事」と教わり、同僚の優しい一面をたたえられた体験を披歴した。現在、温かな職場を目指し周囲の話を聴いていると語った。
講話に立った國富敬二理事長は、怒りや不安は周囲と心を通じ合わせたいとの願いが叶(かな)わない時に生じると説明。全ては自分に必要なことと受けとめ、教えに沿った行動を心がけて、周囲と一体感を深めて喜びを分かち合うことが大切と述べた。
横浜教会
立正佼成会横浜教会は5月3日、教会道場で発足70周年の記念式典を挙行した。式典の模様は動画共有サイトを通じて会員に配信された。
当日、齋木淑江教会長導師による読経供養で庭野日鑛会長の啓白文が奏上された後、主任(79)、主任(58)、支部学生部長(21)が「功徳の発表」を行った。このうち主任(58)は、病身の次男を案じるあまり、自分や子供たちを真剣に思う夫の優しさに気づけなかった過去を内省。「病気のことは仏さまにお任せし、何でも話せる夫婦になるよう精進していきたい」と誓った。
講話に立った熊野隆規教務部部長は、人生苦を人格を高める機会と受けとめることで道は開けると説明。教えを信じて仏道修行に励み、本当の幸せをつかんでほしいと述べた。