「教皇がプーチン大統領と会見する意向を発表」など海外の宗教ニュース(海外通信・バチカン支局)

岸田首相がバチカンを訪問

岸田文雄首相は5月4日、日本の首相としては約8年ぶりにバチカンを訪問し、ローマ教皇フランシスコと25分間にわたり懇談した。バチカンが公表した声明文によると、教皇と岸田首相は「友好的な雰囲気」の中で、国際諸問題、特に、「ウクライナ戦争に焦点を当て、対話と和平の緊急性を強調しながら、目的の達成に向けて、核兵器のない世界の構築を願った」とのことだ。

世界では、ウクライナ戦争について、「ロシアの核抑止部隊に特別警戒態勢を発令」「核戦争となる第三次世界大戦に発展する恐れ」「ロシアは他国にない兵器を所有」「ロシアが核搭載可能なミサイルの模擬発射演習を実施」といった威嚇的な発言や行動が報道されている。岸田首相と教皇による核兵器廃絶のアピールは、さらに緊急性の高いものとなった。
(宮平宏・本紙バチカン支局長)