『親愛なる友人のみなさまへ』 WCRPミャンマー委顧問のボー枢機卿が国内、世界に向けメッセージ

WCRP日本委員会のウェブサイトから

ミャンマーでの政変に対して、世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)国際委員会共同会長で、同ミャンマー委員会顧問のチャールズ・ボー枢機卿(カトリック・ヤンゴン大司教)が2月3日、同国際委員会を通じてメッセージを発表した。国際委、日本委のウェブサイトに掲載された。

メッセージは、ミャンマーでの事態に対し永続的な解決策を求め、「私たちの愛するこの国を包む暗闇が永久に終わること」を祈ってつづられた。「ミャンマーの人々」「ミャンマー軍司令官と軍関係者の家族」「アウンサンスーチー氏とウィンミン大統領、全ての指導者」「国際社会」それぞれに向けて発せられている。

同国の人々に対しては、流血の惨事を避け、非暴力による平和への行動と祈り、励まし合いを要望。軍には、「人々の苦悩と失望への理解」を促し、拘束者の解放を求めた。国際社会には、制裁は経済を崩壊させ、多くの人々を貧困に陥れる危険性があると訴えるとともに、和解に人々を関与させて、対話による解決を図るよう要請している。

ボー枢機卿のメッセージ https://www.wcrp.or.jp/information/