「六花の会」代表世話人会 國富理事長があいさつ

支教区、教会で実施されている仏教経営者塾。代表世話人会では、今年の取り組み、来年の活動予定などが話し合われた

仏教精神を生かした経営を目指す立正佼成会会員有志の全国的なネットワーク「六花(りっか)の会」の今年下半期「代表世話人会」が12月12日、オンラインで開催された。各支教区や教会で実施されている「仏教経営者塾」の世話人の代表者、教団役職者ら29人が参加した。

冒頭、各地の仏教経営者塾の代表者が、今年の活動や今後の予定を発表。この中で、仙台教会は10月25日に、新型コロナウイルス流行の影響を受ける中小企業の経営者を対象に、公的支援の申請方法を学ぶ「経営者相談会」を、金融機関の職員を講師に招いて実施したと報告。東京西支教区は来年、経営に関するオンライン学習会などを毎月実施する予定で、同支教区以外の参加者の受け入れも検討していると発表した。

一方、一部の代表者からは、同ウイルスの流行でメンバーが集うことができず、パソコンの操作にも不慣れな人が多いとして、活動の実施に関する課題も挙げられた。

この後、教団の人事異動に伴う同会の役員改選が行われ、共同推進副責任者に齋藤高市東京西支教区長が就任した。

続いて、同会事務局から、今年の世話人総会の会計、六花の会のPR映像の製作などが提案され、承認された。来年の活動予定として、第3回オンライン仏教経営者塾(2月13日)、上半期代表世話人会(6月26日)、世話人総会(9月4日)、第4回オンライン仏教経営者塾(10月23日)、下半期代表世話人会(12月11日)の開催が示された。

最後に、同会顧問の國富敬二理事長があいさつ。コロナ禍の厳しい状況で、同会の温かなつながりを「地域社会にも広げてほしい」と述べた。