大聖堂周辺は秋景色 植物たちが冬支度

東京では11月中旬以降、最低気温が10度を下回り始めた。これに合わせて、杉並区の大聖堂や一乗宝塔周辺のモミジやイチョウといった木々が紅色、黄色に色づいている。

気温が下がり、日差しが少なくなると、葉での光合成の働きが弱くなり、植物は栄養を保つために葉を切り離す作業を始め、同時に葉の養分を回収しようとする。この時、葉に栄養が送られなくなり、葉は緑から変色していく。紅葉、黄葉は植物たちの冬への準備だ。2020年も師走を迎えた。