佼成学園女子高バスケ部 東京サンクスマッチで4位 ウインターカップ出場へ

バスケット部初の全国大会出場を決めた選手たち

佼成学園女子高校バスケットボール部は、東京都高等学校体育連盟主催の「2020東京サンクスマッチ」に出場し、決勝リーグに勝ち進み、4位の成績を収めた。この大会は、「ウインターカップ」(全国高校バスケットボール選手権大会)の都予選を兼ねており、同校は初めての全国大会出場を決めた。

今年は、新型コロナウイルスの影響で3月から3カ月間練習ができず、部員たちはインターネットでつながり、全員でトレーニングを積み重ねた。春季大会や、高校総体予選も中止され、今大会が今年初めての大会となった。

同校はベスト8決定戦で、都立駒場高校と対戦し97対58で勝利。ベスト4決定戦で全国大会常連校の明星学園高校との試合に臨み、延長戦の末74対70で勝利し、決勝リーグに勝ち進んだ。決勝リーグの結果4位となり、ウインターカップの出場権を手にした。

結城葉月監督は、「部員たちの何としても勝ちたいという気持ちが、全国大会出場権獲得につながったと思います。ウインターカップでは、ベスト8が目標です。全国上位を狙います」と話した。

ウインターカップは12月23日から29日に東京体育館(東京・渋谷区)と武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京・調布市)で開催される。同校は、23日に香川県代表の英明高校と対戦する。