東京西支教区「第1回シゴトーク」 青年ら27人が参加 オンラインで仕事観語り合う

青年部員が仕事を通じた学びを語り合った「シゴトーク」(「Zoom」の画面)

青年部員が自身の仕事内容や、職場での教えの生かし方を語り合う集いとして、立正佼成会東京西支教区は10月24日、「第1回シゴトーク」をオンラインで開催した。青年部員27人が参加した。

企画したのは同支教区の青年有志でつくるグループ「みらい Innovation LAB」。コロナ禍で集い難い状況でもつながり合い、教えを学ぶことを願いに今年5月に発足し、各教会長の後押しを受けオンラインによる交流の場づくりに取り組む。

当日は大田教会女性会員(35)と文京教会青年男子部長(39)が職場での体験や仕事を通じての学び、教えの実践について発表した。

コンサルティング業界に勤務する女性会員は、職場内で業務の進め方を話し合った際、上司と違う意見を出したら理不尽と思える叱責(しっせき)を受け、相手を責めたくなる心が湧いたことがあった。だが、相手の一面だけを見て人柄や性格を決めつけるのではなく、相手の本心を想像して誠実に向き合おうと心がけたことで、上司や同僚それぞれの長所や優しさを見いだせるようになった。この体験を発表し、現在は「無常」「無我」「布施」の三つを意識し、それぞれに「目の前のことに一生懸命取り組む」「皆で支え合って仕事を進める」「自分の時間を人のために使う」という具体的な目標を立てて仕事に取り組んでいると話した。

青年男子部長は大学院時代に習得した測量技術を生かし、これまで六つの職場で、航空写真測量や地図の作成、カーナビゲーションの開発、開発途上国の都市計画(青年海外協力隊)などに携わってきた。トークでは、さまざまな場で働いてきた経緯に触れ、その根底には、かつて『無量義経』の「是(こ)の経は〈中略〉諸(もろもろ)の菩薩所行の処(ところ)に住す」(この教えは人々が菩薩行を実践する中に存在する)という一節に感銘を受け、仕事を通じて世のため、人のために役立ちたいとの願いがあったからだと説明。仕事では、どんな環境でも仲間と協力して働き、互いに高め合っていくことが大切と語った。

この後、5班に分かれて法座が行われ、参加者は2人の発表からの学びやそれぞれの仕事観を語り合った。