ACRP 今年10月の第9回ACRP大会を来秋に延期
10月14日から16日まで東京で開催される予定だったアジア宗教者平和会議(ACRP)の第9回ACRP大会が、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来年に延期される。このほど、ACRP事務局(東京)から発表された。
日本で初開催となる東京での大会は、2017年6月に中国・北京で行われた執行委員会で決定された。以降、ACRP事務局は、大会の受け入れにあたる世界宗教者平和会議(WCRP/RfP)日本委員会をはじめ、アジア各国の国内委員会(IRC)と協議を重ねながら、大会の準備を進めてきた。大会には21カ国から約500人の参加が予定されていた。
しかし、同ウイルス感染症が世界的に蔓延(まんえん)し、現在も終息の見通しが立っていないことから、延期を要請していた同日本委の意向も踏まえ、大会の開催について改めて協議。執行委員53人に意見を求め、延期が承認された。青年事前会議(10月11~13日)と女性事前会議(同13日)も延期される。
新たな開催時期は、来秋を予定。今後、10月に執行委員会を開き、ウイルスの影響による社会情勢の変化を踏まえ、大会のテーマや内容が再検討される。