教団本部 第3報『「新型コロナウイルス(COVID-19)」に関する対応について』を各教会に送付
立正佼成会本部は3月4日、『「新型コロナウイルス(COVID-19)」に関する対応について』(第3報)と題する通知を全国の教会に送付した。新型コロナウイルス感染終息の見込みが立っていないことから、第3報ではこれまでと同様、多くの人々が集まる活動を避けることを基本姿勢とした上で、事態に対応する措置の実施期間を延長することが通達された。本部、教区、支教区の行催事の対応は5月31日まで、各教会の対応は4月15日まで継続される。
今回の第3報は、4日に開かれた本部の「令和2年次第2回危機管理委員会」(委員長=佐藤益弘常務理事)での決定を受けて、通知された。
本部では現在、新型コロナウイルスへの対応として、多くの人々が集まる活動を避けることを基本姿勢とし、3月31日まで大聖堂周辺の本部施設を閉鎖している(大聖堂では4階礼拝室=喜捨箱前=での参拝は可能)。期間中、本部主催の諸行事は中止、あるいは延期の措置が取られている。また、全国の教会は3月15日まで基本的に閉鎖の体制を取り、一般会員の参拝は中止されている。
今回の第3報では、依然として事態の終息が見込めないことから、本部、教区、支教区の行催事の対応は5月31日まで、各教会の対応は4月15日まで、それぞれ期間が延長された。
引き続き、大聖堂や本会発祥の地周辺の諸施設は閉鎖され、通常は会員がつとめる大聖堂聖壇当番、大聖堂当番、佼成霊園での霊園当番も休止される。代わって、本部職員が特別編成でこれらの当番をつとめる。
また、各教会でもこれまでと同様、全ての当番体制が中止され、教会長と2、3人程度の幹部会員がご宝前のお給仕やご供養などを行う。家庭修養日には教会道場が完全閉鎖される。
さらに、今回、各教会の所属会員が感染した場合の対応についても取り決められ、その内容が別途、各教会に伝えられた。
本部では今後も事態の推移を見守りながら、適宜、対応を図っていく方針だ。
なお、次回の「危機管理委員会」は3月24日に開催される予定。