新宗連「第30期第6回理事会」 本会から國富理事長らが出席
新日本宗教団体連合会(新宗連)の「第30期第6回理事会」が2月19日、東京・渋谷区の妙智會教団本部で開催され、理事、監事、評議員、委員会・機関代表者、総支部役職者など43人が参加した。立正佼成会から國富敬二理事長(新宗連理事)、澤田晃成総務部部長(同評議員)、中村憲一郎参務(同会計委員長)が出席した。
理事会では、岡田光央理事長(崇教眞光三代教え主)の開会挨拶に続き、報告事項として、来年の新宗連結成70周年に向けた準備の進捗(しんちょく)状況が「結成70周年特別委員会」から伝えられた。また、総支部・協議会からは、各教団の信者の信仰体験を分かち合う「教化活動懇談会」が引き続き全国で活発に行われている状況が紹介された。
続いて審議事項に移り、「令和2年度事業計画案」および「令和2年度予算案」が審議の後に承認された。また、今年10月、中国総支部の受け入れにより山口市で開催される全国総会の行程案が示され、了承された。
さらに、役員人事では、本会の川端健之顧問(前理事長)が新宗連常務理事を退任したのに伴い、國富理事長が後任の常務理事に推薦され、承認された。任期は残任期間の今年6月まで。
この後、理事による「意見交換会」が行われた。席上、国内での感染拡大が懸念される新型コロナウイルス感染症に対する各教団の対応が共有されたほか、新宗連結成70周年への願いや、具体的な取り組み、課題などが語り合われた。