教団本部が新型コロナウイルスに関する対応を発表 感染拡大を防ぐため「多くの人が集まる活動」を避ける

感染の拡大防止のため、3月末まで閉館となる大聖堂。4階礼拝室での参拝は可能

国内で新型コロナウイルスの感染者数が増加している状況を受け、立正佼成会本部では危機管理委員会を設け、2月20日に「感染拡大を避けることを最優先」とする対応策を決定した。実施期間は2月22日から3月31日まで。2月20日、『「新型コロナウイルス(COVID-19)」に関する対応について』と題した文書を各教会に送付した。

今回の対応の基本姿勢は、「期間中、基本的に多くの方々が集まる活動を避ける」。これに沿って、本部施設のあり方や本部主催行事、本部主管教育などの対応が示された。本部施設については、2月22日から3月31日までの期間中、大聖堂が閉鎖される。ただし、4階礼拝室(喜捨箱前)の参拝は可能。一方、本会発祥の地・修養道場、「お山」(長沼妙佼脇祖旧私邸)は閉鎖され、参拝はできない。青梅練成道場、生誕地道場は全ての受け入れを中止することになった。

2月20日夜には教団サイトにも、「感染拡大を避けるため、今後当面の間、教団内の大規模な集会(式典や集合教育等)を中止することに決めました。一刻も早い終息と感染された方々の早期回復を心より祈念いたします」とのメッセージが掲載された。

なお、4月以降の対応については、国内の状況を踏まえ3月に協議される。