自衛消防訓練審査会で優勝 本会「第二団参会館自衛消防隊」に表彰状
本部スタッフで構成する「立正佼成会第二団参会館自衛消防隊」(指揮者=瀧川和延さん、一番員=竹内耕司さん、二番員=野口禎一さん)が、9月5、6の両日に行われた東京消防庁杉並消防署による「自衛消防訓練審査会」の「1号消火栓 団体の部」で優勝した。11月13日、秋の火災予防運動に合わせ、東京・杉並区立杉並芸術会館で開催された「防火防災のつどい」(主催・同署)の席上、竹内吉彦杉並消防署長から表彰状が授与された。
自衛消防隊は、火災や地震の発生時に初期消火、消防機関への通報、在館者の避難誘導を行い、被害の軽減を図る組織。収容人数や階数、延べ面積など、一定の基準を超えた建物を使用する事業主に対し、消防法で設置が義務付けられている。
審査会は、杉並区内の病院、学校、宿泊施設などの自衛消防隊が参加し、消火器や屋内消火栓による消火技術、消防署への通報、到着した消防隊への情報伝達などの正確さ、迅速性を競うもの。審査会に向け、同隊の3人は、本部施設の防犯・防火業務にあたる本部総務部の保安スタッフと共に7月から週2回の訓練を重ねた。
杉並消防署で行われた審査会で、同隊は優勝。第二団参会館の防火管理者を務める伊藤賀章教務部次長(参拝受入グループ)は、「今回の審査会を通して、隊員たちをはじめスタッフ全員が、防火・防災意識を高める尊い機縁となりました。会員の皆さまに安心、安全、快適に宿泊して頂けるよう、日頃から万が一を想定し、業務にあたります」と語った。
なお、同隊の3人は、「個人の部」でもそれぞれ、最優秀指揮者、最優秀一番員、最優秀二番員として表彰を受けた。