【川崎教会】 教会発足60周年記念式典

立正佼成会川崎教会は9月29日、教会道場で教会発足60周年記念式典を開催し、1540人が参加した。

奉献の儀、読経供養に続き、男子学生部員(18)、青年婦人部員(37)、壮年部員(55)が体験説法を行った。この中で壮年部員は、今年の「壮年(ダーナ)総会」の手どり修行で酒店を営む夫婦と出会った体験を発表。同じ業種の両親に寄り添えずにいた自分を振り返り、親に感謝できた喜びを語った。

講演に立った佛母寺の松原住職

次いで、講演に立った臨済宗妙心寺派佛母寺の松原正樹住職は、僧侶の亡き祖父と父から教わった、「今の中に過去が入っていて、今の中から未来が導かれる。だから、今、今、今だ」との言葉を紹介。“今”を大切に生きるには、「かたよらない・こだわらない・とらわれない」という三つの心を持ち、日々の生活を送ることが重要と語った。

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